日本に古くから伝わる美髪アイテム、つげ櫛。
つげ櫛を10年使ってみての感想をまとめてみました。
京都 十三やのつげ櫛
私が使っているのは「京都 十三や」のつげ櫛です。
一番最初に買ったのは、修学旅行で京都に行ったときにお土産屋で売っていたもの。(多分国産ではないお安めの)それがきっかけでつげ櫛に興味を持ち、有名な十三やのつげ櫛を買ってみました。
昔ながらの製法を守り続ける老舗のつげ櫛専門店です。 ちょっと敷居が高そうに思えますが大丈夫、ネットでも買えます。
↓公式サイトから注文ができます。
店舗に行くとお店の人が櫛を当てて選んでくれるらしいですが、京都遠いしコミュ障だから通販ありがたや~ですね。
国産極上本つげ4寸とき櫛(中歯)
公式サイトの説明では携帯用とのこと。眼鏡ケースにすっぽり入るサイズです。
美しく均整のとれた歯は美術品の域。これが手作業なんだからすごいわ~
いぶしたような香りがします。
お手入れ
つげ櫛のお手入れといえば椿油。
でも椿油以外の植物油でもいいそうです。酸化しづらいオイルを選びましょう。(ただしホホバオイルは固まるので向いてないらしい)
以前は専用に椿油を使っていたのですが、今はボディオイルに使っているスウィートアーモンドオイルがあるのでそれを使っています。(一つのアイテムをいろんなものに使いたい性分)
一番最初に使う前に、油に漬け込みをしてくだいさとの説明書きがあったので1週間くらい椿油に漬け込んだ気がします。
そのあとは汚れが気になった時に油をしみこませた歯ブラシで汚れを取って、櫛全体に油を塗りこめばOK。
定期的に油漬けをする方もいるようですね。私は油がもったいなくてできない・・・(貧乏性です)
お手入れをしていくとだんだんと飴色になっていくらしいのですが、うーん私のはちょっと濃くなったかな?ぐらいですかね。買った当初の写真でもあればよかったけれど。日が当たらないように保管していたことも影響しているのかも。まだ10年ですしね。
使い時
いつもの使用パターンは2通りです。
1.お出かけ前
ボサボサ直しと艶出しに。きつい寝ぐせまでは治らないけれど、ボサボサはすっきりして自然なツヤが出ます。そのあとブローしたり、調子が良ければしなかったりします。
2.洗髪前
髪に着いた汚れを落とすかんじで梳かします。髪に油分がつくので洗髪後乾燥しすぎなくなる気がします。
使い心地
頭皮への当たりが強すぎず弱すぎず気持ちいいです。頭皮マッサージにもなるんじゃないでしょうか。たまに頭皮に当ててリラックスしてます。
髪は梳かすほどにほどよくしっとり。ほんと、ほどよいんです。オイルを手で髪につけようとすると調節が難しくてオイリーになってしまうことってありませんか?つげ櫛だとほんのり油が染み出てくるのでその心配がないんですよねー。椿油買ったけどうまく使いこなせない!っていう方にもつげ櫛おすすめしたいです!
あと、つげ櫛の特徴で静電気が起きないのが冬場は特にうれしい!
10年使ってみて
つげ櫛を10年使って変わったことは、髪への美意識が高くなったことかと思います。
毎日朝晩、自分の髪を愛でる時間があることで、「髪を大切にしよう」っていう気持ちがわいてきます。
そのおかげか「つやつやだね」とか「きれいに伸ばせてるね」と言ってもらえてます。
やっぱり黒髪ロングをきれいに育てられると楽しいです。
これからもつげ櫛で美髪を育てていきたいなと思います!
ネットで買える国産つげ櫛
十三や以外にもネットで買える国産のつげ櫛を紹介します。
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